緑と絶景が交差する新時代へ!失敗しない梅田の歩き方完全ガイド
梅田 観光の常識が、ここへ来て完全に塗り替えられた。かつて「梅田ダンジョン」と恐れられた無機質で複雑怪奇な地下街のイメージは過去のもの。今や地上には広大な緑と最先端のカルチャーが広がり、国内外から押し寄せる旅人の視線を釘付けにしている。西日本最大のメガターミナル周辺でいま一体何が起きているのか。熱気あふれる現場へ足を運んだ。
休日にふらりと繰り出す関西の地元客はもちろん、週末を存分に楽しみたい国内旅行の目的地としても、現在の梅田 観光はトップクラスの注目度を誇る。かつて線路やビル群で分断されていたエリアが驚くほどシームレスにつながり、歩くことそのものが最高のエクスペリエンスへと進化したのだ。
芝生と水景が広がる「グラングリーン大阪」で変わる街の景色

JR大阪駅の北側に足を踏み入れると、目の前に広がる圧倒的な開放感に息をのむ。長年にわたり進められてきた「うめきた2期地区開発事業」の結晶である「グラングリーン大阪」だ。三菱地所株式会社や西日本旅客鉄道株式会社をはじめとする企業連合が手がけたこの巨大複合エリアは、都市の真ん中に巨大な都市公園を出現させた。
青々とした芝生に寝転ぶ若者、水盤で水しぶきをあげて遊ぶ子どもたち、そしてテラス席でクラフトビールを傾けるビジネスパーソン。高層ビルに囲まれながら風が通り抜けるこの空間は、これまでの日本の都市観光業が持っていた「消費中心の観光」を根底から覆し、心地よい滞在時間そのものを価値に変えている。
建築家・原広司の傑作「梅田スカイビル」で体験する空中散歩と絶景

グラングリーン大阪の心地よい風を感じながら西へ歩道を進むと、銀色に輝く唯一無二のシルエットが視界を支配する。世界的な建築家・原広司が設計を手がけた「梅田スカイビル」だ。2棟の高層ビルを頂部で連結させたダイナミックな構造は、海外の建築ファンからも熱烈な支持を集め続けている。
地上173メートルの「空中庭園展望台」へ向かうシースルーエスカレーターは、まるでSF映画のワンシーンのような浮遊感。屋上に上がれば、遮るもののない360度の大パノラマが待っている。夕暮れ時、淀川の向こうに沈む夕日が水面を茜色に染め、やがて無数の街明かりが灯り始める瞬間は息をのむ美しさだ。混雑を避けるなら、日没30分前の入場が狙い目となる。
迷宮をスマートに攻略する!グランフロント大阪と阪急エリアの回遊術

うめきたの象徴として定着した「グランフロント大阪」から、老舗の風格を漂わせる阪急電鉄株式会社のターミナルエリアへ。この東西南北に広がる巨大拠点をストレスなく巡るには、少しばかりのコツがいる。
以前のように案内板とにらめっこして立ち往生する必要はない。現在地を正確に捉えるGoogle マップのナビゲーションや、じゃらんnetなどの旅情報アプリをスマートフォンに忍ばせておけば、複雑なペデストリアンデッキもスムーズに渡り歩ける。特に阪急うめだ本店の壮大な吹き抜け空間「祝祭広場」や、グランフロント内の知的好奇心を刺激するショップ群は、天候に左右されず一日中楽しめる鉄板スポットだ。
地元民が通い詰める裏路地と名店!知る人ぞ知る極上グルメ案内
旅の成否を分けるのは、いつだって食事のクオリティだ。有名店がひしめく梅田において、食べログの点数だけでは見えてこないディープな食文化がガード下や路地裏に息づいている。
昭和レトロな空気が色濃く残る「新梅田食道街」では、職人が手際よく焼き上げる熱々のたこ焼きや、サクサクの串かつを立ち食いスタイルで味わうのが粋。一方で、お初天神の裏参道に足を伸ばせば、古民家を改装した隠れ家フレンチバルや厳選日本酒を揃えるバーが軒を連ねる。洗練されたデパ地下スイーツからディープな酒場まで、数歩歩くごとに異なる味覚の冒険が待っている。
知らないと損する!朝から夜まで満喫する梅田の最旬1日モデルコース
初めて訪れる人もリピーターも、効率よく最新トレンドを押さえたいなら次のルートを辿ってほしい。無駄なく梅田の「いま」を味わい尽くす決定版のプランだ。
午前9時半、まずはグラングリーン大阪のカフェで淹れたてのスペシャルティコーヒーをテイクアウトし、芝生広場をのんびり散策。11時からはグランフロント大阪で最新のライフスタイル雑貨やアート展示をチェックする。ランチには新梅田食道街で出汁の効いた名物うどんやお好み焼きを堪能。
午後は連絡通路を使って梅田スカイビルへ移動し、原広司建築の迫力に圧倒されつつ夕景の空中庭園を満喫しよう。夜の帳が下りたら阪急エリアへ戻り、活気ある路地裏ビストロで大阪の夜長を締めくくる。新旧の魅力が濃密に詰まったこの街は、訪れるたびに新しい表情で旅人を迎えてくれる。 (出典: 梅田 観光(Yahoo!ニュース))